四国一周1000㎞挑戦(振り返って)

四国一周チャレンジの主催者のホームページでは、私が最初(2020/9/15)に見たときは、達成者855人/登録者2739人でした。それが、この記事を書いているとき(2020/10/13)には、達成者904人/登録者2774人になっています。今現在も挑戦し続けている人もいます。また、これから挑戦する人もいると思いますので、何らかの参考になればと思い、いくつか反省もふまえ書いてみました。

https://cycling-island-shikoku.com/index.html

毎日の記録(フエリーの床に置いて撮影したので、下はソーシャルディスタンスと書いてあります)

今回は、1回目1日のみで、2回目は8日間の2回に分けて延べ9日間で、1021キロ走りました。最初の想定としては3回から4回に分けて達成できればと思っていたのですが、天候や自分のからだとロードバイクの調子が良かったので、2回目は連続で8日間走り続けることができました。これは非常にラッキーであったと思います。

元々、私は1日で終わるロングライドイベントへの参加が中心でしたので、連続で毎日100キロ以上を走ることができるのか不安でしたが、十分な睡眠と補給(食事)ができれば、やれるものですね。でも、ホテルについて、観光もせず、ひたすら食べて早く寝るという習慣になっていました。たいていの日は、夜9時過ぎには寝ていました。なお、今回、途中で「揚げ物」等の油ものを体が受け付けなかったり、ビールが少ししか飲めなかったり(基本的は私は晩酌派で結構飲みます)ということはありました。また、カロリーと水分をとるために一番おいしく思ったのは、コンビニで500CCの牛乳パックを一気飲みしたことでしょうか!。(1日に2回程度か!)

今回の挑戦では、いくつかのストレスがありました。

ストレス1:荷物

荷物は極力少なくしましたが(今回のために大型のサドルバッグ:12リッターを購入)、入りきらず、さらに軽量のリック(10リッターですが、少ししか入れないようにしていました)が必要でした。これも、季節によって違うと思いますが、9月の場合、気温も25度から28度程度で着るものもまだ、少なくて済みました。また、フェリーで行ったものの、途中であきらめて帰る場合に備え輪行袋を用意し、2つあるボトルケージのひとつに入れました。結局、2回バスで移動することになりましたので、輪行袋は持っていって良かったと思います。また、雨対策も必要でこれも重くなる要因です。

ストレス2:宿泊ホテルの確保

主催者のホームページ記載の四国一周サポートホテルの場所を予め全部調べましたが、都会地は多くのホテルがあり問題はないのですが、一部の地域では、ほとんどそのようなホテルがないところがあります。たとえば、宍喰(ししくい)、土佐久礼、大月など。あらかじめ近隣も含め民宿を探してリストにしておきましたが、ネット予約もできないところがありました。でも、お遍路さんの多い四国ならではなのでしょう、何とかなるのでしょうね。(途中、多くの白装束のお遍路さんに出会いました。アクセスの悪い足摺岬の途中の山の中でも、ひとりで黙々と歩くお遍路さんには感銘を受けました。)

ストレス3:1日にどこまで行くか

体力がある人で、1日に200キロから300キロも走れるような人はあまり考える必要はないのでしょうが、私のように1日で100キロを念頭におくシニアライダーにとっては、主催者提示の11日間の各区間の距離は、一部中途半端な距離の区間があります。例えば、高知から土佐久礼は59キロ、松山から今治は47キロ、観音寺から高松は65キロです。ここを越えてどこまで行くか、どこで宿泊するかは、臨機応変に対応が必要でした。天気やからだの調子をみて考え、併せて宿泊について、途中の道の駅かコンビニで予約をしました。

ストレス4:ライト

四国一周でわかったのは、トンネンが多いということ、それも1キロ以上のものがいくつかあることです。地元で走っているときはめったにないので、夕方の「点滅」が目的のライト(cat eyeの2000円程度のもの)でしたが、これが災いし、もう少しで大けがをするところでした。(6日目の宇和島から松山間に記載)ライトは、防水で明るいものものをお薦めします。また、普通は朝から明るいうちに走ると思いますが、たまたま遅くなり、暗い中を走ることになっても安心です。(私は安全のため暗い中を走るのは避けています。)

ストレス5:スマホ

GPS付のナビをお持ちの方は、問題ないでしょうが、スマホホルダーにスマホを入れておき、信号待ちの時などにグーグルを見るようにしていましたが、結構、頻繁になると面倒です。その上、私の場合は、振動のせいなのか、7日目に通信が故障してしまいました。幸いにも、コンビニでの無料Wifiの電波は拾ってくれましたので助かりました。コンビニの無料Wifiに感謝です。結局、スマホの故障は電源を落とし、SIMを出し入れすることで復活しましたが、途中の道の駅でSIMを抜くピンの代わりにクリップをお借りしました。

なお、私は、行く前に、主催者がホームページに書いていた「STRAVA」をスマホにインストールして、予め少し使ってみて、四国一周の初日から3日間は、セットしていましたが、バッテリーの消費が多く(1日で70%くらい消費??)、また、ルートや距離のトレースの仕方に慣れていないので、結局、4日目以降は使うのをやめました。

ストレス6:ロードバイクのメンテ

今回のために、自分なりにタイヤの交換や注油などはしましたが、やはり連続で1000キロ以上走る場合は、プロに見てもらうべきでした。すでに書いたように最終日には、フロントディレーラーが固まってしまい、高松の手前から5キロと、帰りの神戸港から自宅までの約30キロは、フロントディレーラーの外側(トップ側)は使えませんでした。その後、帰ってからプロショップの方に見てもらいましたが、ディレーラーのワイヤーを抜いてもう一度差し込んだだけで、何もなかったように直ったそうです。不思議な現象です。何かが「かんでいた」のか、雨のせいなのか?です。

以上、何かの参考になればと思います。

カテゴリー: ロードバイク, 四国一周 | タグ: | コメントする

四国一周1000㎞挑戦(9日目:99Km)

2020/10/3(土) さあ今日はいよいよフィニッシュです。四国中央から高松までは約80キロで、順調にいけば早く着きますので、ゆっくり高松でひとり祝杯を挙げようかとも思ったのですが、昨晩よく考えると、うまくいけば高松から神戸行きのフェリーの時間に間に合う可能性があるのです。出港時間は、14時。朝早く出れば、間に合う距離ですので、やってみることにしました。

7時にホテルを後にして順調に飛ばしますが、最初のチェックポイントの道の駅「とよはま」にどうしても8時頃に着いてしまいますので、多分、閉まっているだろう(通常は9時から)と思いながら、もし開いていれば・・・という期待をして走りました。

「とよはま」には、8時前に着きましたが、予想した通り、店も閉まっており、誰もいません。残念ながらスタンプを諦め、写真を撮って行こうかと思って、ガラス越しに中を見ていたところ、たまたま近くにいた人が、「ここのおばさんは、8時半には来るよ」とのことでした。

せっかくですので、ここは我慢して待ってみようと思い、フェリーの時間を気にしながら、待っていました。そうすると8時半過ぎに中の灯がつきましたので、ガラスを少したたくと、こちらの格好をみて意図がわかったのか、快くドアをあけてくれました。感謝です。これですべてのスタンプがそろいそうです。

その後、何とか遅れを取り戻すべく急いだのですが、次のチェックポイントである「ふれあいパークみの」の場所がコースから約4キロ以上も遠く、かつ、山の上(!)にありました。(何で?)ここで、想定よりも往復8キロ以上も走ることになりました。これには、少しあせりましたが、まだフェリーの時刻には、何とか間に合いそうでした。

次のチェックポイントの「うたつ臨海公園」もコースから離れたところにあり、おまけにスタンプのある建物が公園の中にいる人に聞いてもどの建物かわからず、時間がかかってしまいました。そのため、途中の休憩もなしで、ひたすら走り続けました。

実は、昨日からフロントディレーラーのレバーが更に固くなってきて、慎重に走ってきたのですが、高松まであと5キロというところで、まったく動かなくなり、外側(トップ側)へのギアチェンジができなくなりました。やむを得ず、内側(ロー側)だけを使いながら走り続けて、何とか、13時過ぎにフェリー乗り場に辿りつきました。

高松のジャンボフェリー乗り場に到着

この日は、結局99キロ走り、念願のゴールとなりました。なお、平均速度は。23.9キロでした。

よく、8日間連続で毎日約100キロかそれ以上も走れたものです。65才にしてはよくやったとものだと、フェリー乗り場で達成感を味わいました。今まで経験したことのない、何とも不思議な気持ちです。

その後、空腹を満たそうとロビー内を色々探してみたのですが、ドリンク類やアイスクリームの自販機しかありませんでした(!?)ので、カロリーの高そうなドリンクを選び空腹を紛らわせました。(その後、乗船して、船内で遅い昼食をとりました。)

1か所も欠けることなく全部そろったスタンプ(高松ジャンボフェリー乗り場にて)

カテゴリー: ロードバイク, 四国一周 | タグ: | コメントする

四国一周1000㎞挑戦(8日目)125Km

2020/10/2(金) この日も天気は良く、さてどこまで走るかという迷いがありました。というのは、主催者のコース設定では、次は今治ですが、松山からだと47キロしかありません。それでは、短すぎるので、まずは新居浜を目標として、もう少し余裕があれば、四国中央としました。今治も四国中央も都会ですし、平日ですのでホテル確保の心配はありません。また、激坂であったり、自転車の思わぬトラブルもありますので、臨機応変に考えることにしました。

また。翌日は終点の高松を目指すとなれば、できるだけ距離を稼いでおいた方が余裕をもってフィニッシュができることになります。

順調に走り続け、比較的平坦なコースで無事新居浜に着きました。その時点では、時間も早いので、更に進んで四国中央を目指すことにしました。新居浜を過ぎたあたりでしょうか、激坂の続く道となり、予想した通り、そう簡単には、先には行かせてくれません。何とか激坂を我慢して、下りになりほっとしましたところに、たまたま、地元のスーパー(か、コンビニかわからない店「やまうち」)があり、補給のため一服しようと中にはいると、ドリンク類、果物などありどれも、破格の値段(!)で、店の人も非常に親切でしたので、ゆっくり休憩ができました。また、その時に、予め想定したホテル「スーパーホテル四国中央」をネット予約しました。

その後も1時間ほど走り、16時前に無事、四国中央に着きました。スーパーホテルは以前に泊まったスーパーホテル高知と同様に、ロードバイクの駐輪で懸念したのですが、駐車場の奥にある駐輪場(屋根付き)か、輪行袋での部屋への持込可とのことでしたが、その日は疲れていたこともあり、外の駐輪場(屋根付き)に停めることにしました。

一息つき、スーパーホテルは、温泉がありますので、この日も一人温泉(時間が早いので誰もいません)で疲れをとりました。

なお、この日もクーポン(1000円)をもらったのですが、近くに使えるところがなく、その上、期限が翌日に切れることを知らず、結局使えず仕舞いでした!。

本日の走行距離は、125キロ、平均速度は、22.9キロでした。

スーパーホテル四国中央
駐輪場

カテゴリー: ロードバイク, 四国一周 | タグ: | コメントする

四国一周1000㎞挑戦(7日目)128Km

2020/10/1(木) 今日は宇和島から松山の106キロです。天気は昨日と打って変わって、晴天です。幸先のいいスタートとなりました。

今日の最初のチェックポイントは、「うわじままさいや広場」というところで、宇和島の手前にあったのですが、昨日に見落としてしまっているのを気付かず、少し戻らなければなりませんでした。おまけに9時にしか開きませんので、9時前の出発です。その後、2番目のチェックポイントの「どんぶり館」まで順調に走ったのですが、この「どんぶり館」がコースから2キロほどはずれたところにあり、その直後にコースを間違って東よりの道に入ってしまったようで、次のチェックポイントの「八幡浜みなっと」になかなか着きません。スマホで調べるとかなり東側に行ってしまっており、たまたま県道197号線という道が繋がっているのがわかり、その道を通って「八幡浜みなっと」まで辿り着くことができました。このため、15キロ以上もロスしたことになりました。

「八幡浜みなっと」以降のコースは、私にとっては、難所となりました。というのは、トンネル、それも1キロ程度かそれ以上のトンネルが、いくつかあり、持参のライトが、前日の雨のせいか、トンネルの中で突然消えてしまったのです。その時は、車道を走らず、比較的幅の広い自転車兼歩道の側道があったので、そこを走っていました(そこ以外のトンネルでは、車道を走るようにしていました)が、突然ライトが消え、車道側に落ちる(段差が15センチ以上あり)のを防ごうとトンネルの壁に手をついたため、左手小指の付け根を負傷(擦過傷程度)してしまったのです。ここのトンネルは全く照明のない箇所(!?)があり、真っ暗闇のなか、その後は怖くて、自転車を足で挟みながら歩くか、トンネルの照明があれば、車道に落ちないようゆっくり走らすかしましたので、トンネル内で30分以上悪戦苦闘することになりました。

また、ロードバイクの調子もこの辺りから、フロントディレーラーの変則時のレバーが固くなったり、チェーンが内側によく落ちたり、また、靴はSPD-SLを履いていましたが、クリートの後ろが、つぶれて、引っ掛かりが悪くなったりとトラブルが起き始めました。

フロントディレーラーの調子が悪くチェーンが内側によく落ちた。

その後、トンネルでの遅れを取り戻そうとスピードを速めました。今日宿泊する松山は都会ですので、ロードバイク用のライトとクリートを自転車ショップで買おうと途中の道の駅で、スマホで探してみました。松山では四国一周サポートホテルの「東京第一ホテル松山」に決めていましたので、近くに「自転車アサヒ」があり、まずは、そこに行こうと決めました。

「自転車アサヒ」には、16時に着くことができました。親切な店員さんに、新しいライトとクリートを選んでもらいました。ライトは、電池式で一番明るいものを買いました。また、フロントディレーラーの調子が悪いことを言うと、注油とチェックをしてくれましたが、ギアチェンジの際のレバー(左側)が重たい原因はわからず、あまり頻繁に外側(トップ側)を使わず、ゆっくり操作するようにとのことでした。何とか高松までもってくれればと思いながら、ホテルに向かいました。

「東京第一ホテル松山」は、さすがに、四国一周サポートホテルで、皆さん慣れておられ、ロードバイクもそのままエレベーターで運んで部屋に入れることができました。さすがに四国一周サポートホテルは、ロードバイクの置き場で余計なストレスがなく快適です。また、この日10月1日から、宿泊代に応じてクーポン(1000円分)をもらえましたが、外で店を探すのも疲れていて大変です。そこで、ホテル1階のレストランで、おいしそうな牛肉たたき丼がありましたので、レストランの人に特にお願いし、テークアウトして、部屋でいただきました。(久々の美味でした。)

ホテル1階のレストランの牛肉たたき丼

本日の走行距離は、128キロでした。

カテゴリー: ロードバイク, 四国一周 | タグ: | コメントする

四国一周1000㎞挑戦(6日目)100Km

2020/9/30(水) この日は宇和島までの98キロを走りますが、あいにくの雨となりました。ここ「ホテルオレンジ」のある土佐清水市では、電車もなく、バスもアクセスが悪く、ロードバイクで走る以外に方法はありません。しばらく天気の様子を見ていましたが、意を決っして9時に出発しました。出発時は強く降っていましたが、その後、時折小雨になるという天気でした。雨対策として防水の自転車用ズホンは持ってきていたのですが、上着は撥水・透湿のポケッタブルのウインドブレーカーしか持って来ていませんでした。しかし、大量に汗をかきますので、ウインドブレーカーでもさほどの問題はありませんでした。

この日は結局、終始雨の中、順調に走り続けましたので、逆にホテルのチェックイン時間(15時)前に着いてしまうのでないかと思い、途中で時間調整をしました。その後、無事、15時半には宇和島につくことができました。この日の走行距離はちょうど100キロでした。なお、雨のせいなのか、サイコンの平均速度計が、ERRとなっていました??。宇和島のホテルは、四国一周サポートホテルの宇和島オリエンタルホテル(サポートホテルはここのみ)に決めていましたので、チェックインすると、ホテルの皆さんは慣れたもので、そのまま部屋までロードバイクを入れることができました。

部屋に入るとまず、ずぶぬれですので、いつも通りシャワーを浴び、ランドリーで洗濯です。これがいつもですが、時間がかかり(1時間くらい)、待ち時間にコンビニで買い物というパターンです。

カテゴリー: ロードバイク, 四国一周 | タグ: | コメントする

四国一周1000㎞挑戦(5日目)108Km

2020/9/29(火) 今日は、四万十川を下り、中村を越え、土佐清水までの約100キロを目指すことにしました。できれば、途中の「ジョン万次郎資料館」で、今回の唯一の観光をしたいと思い、8時前にホテルを出発しました。今日も晴天で、気持ちよく走れます。「ジョン万次郎資料館」は、すでに書きましたように、津本陽さんの「椿と花水木」という本を読んでいたので好きな人であり、一度行きたいと思っていたところで、今回の目標地点(四国一周ができなくてもここまでは絶対行くという目標)でした。

ホテルを出て1時間ほどで、四万十川沿いの道が、車1車線(片側)の道になったところで警備員が立っており、停止をするように言われました。聞くと、この先で護岸工事のために、9時から9時50分まで通行止めとのことです。私の後ろの車も同様で、何とここで、50分間(!?)待つことになりました。

その後、50分を無駄にしましたので、挽回すべく足を速め、順調に足摺岬の手前まできました。四国一周の主催者設定コースでは、足摺岬の先端まで行き、また同じところに戻って来るようになっています。ここでも、路面のコース表示がわかりにくく、暫く行ってみると、東側の道から西側の道に行くのに、西側の道に来ていました。でも、同じところに戻るのだから、そのまま西側から東側の逆のコースで走ることに決めました。どちらにしても坂の多いところでしたが、何とか我慢し、岬の先端のジョン万次郎の銅像の地点にたどり着くことができました。

足摺岬にて

その後、念願の「ジョン万次郎資料館」に3時前に着きました。その日の宿泊は、ここからすぐの「ホテルオレンジ」にしていましたので、ゆっくりと見学ができました。このホテルは、四国一周のサポートホテルですので安心です。

「ホテルオレンジ」は、昭和を感じさせるレトロなホテルで、宿泊者は私ひとりでしたが、ご主人の作った夕食のカツオのたたきは絶品で、その他も色々な料理が出、すべて美味しくいただきました。感謝です。

この日の走行距離は、108キロ、平均速度は、23.4キロでした。

ホテルにあった珍しいピンクの曼珠沙華
カテゴリー: ロードバイク, 四国一周 | タグ: | コメントする

四国一周1000㎞挑戦(4日目)133Km

2020/9/28(月) 今日は高知駅近くからの出発です。今日、どこまで行くか迷うところです。というのは、四国一周の主催者のコース設定では、この日は土佐久礼までの59キロと短くなっており、もう少し先まで行くことを考えました。しかし、その先が激坂であったり、難所であったりした場合のことも考慮しなければなりませんので、まずは「窪川」までとするか、さらに進んで調子が良ければ、「四万十とおわ」か「よって西土佐」を目指すことにし、宿泊先の候補をあらかじめ想定することにしました。この辺りは、四国一周サポートホテルも少なく、民宿一覧を準備しておきました。

今日も100キロ以上走ることになりそうですので、朝8時に出発しました。天気も晴天で順調に走り続けました。途中須崎の辺りで、崖崩れによる通行止め(写真下段)がありましたが、迂回をし、難なく「土佐久礼」に着きましたので、ここからさらに先を目指します。

四国の南側は、一般には桂浜のあの太平洋の波が砂浜に打ち寄せるイメージがあるのですが、実際にロードバイクで走ってみると、実は断崖絶壁がほとんどで、たまに猫の額ほどの浜があり、その小さな浜までは、細い道を下っていかなければなりません。瀬戸内の本州側のように海沿いの砂浜や磯等と並行して走りつづけられる道は極めて少ないことがよくわかりました。

須崎付近で崖崩れによる通行止めあり

その後、「土佐久礼」を過ぎた辺りから、延々6キロに亘る長い坂(七子峠)があり、ここが難所でした。我慢して登りきると、あとは四万十川沿いの下り坂が延々と続き、今日はどこまで行こうか、時間との兼ね合いもあり、予め想定しておいた「よって西土佐」近くの星羅四万十ホテルとすることにし、その手前の道の駅「四万十とおわ」で、ホテルの予約をしました。

道の駅「四万十とおわ」にて

順調に走り続け、16時には、「星羅四万十ホテル」に着きました。「星羅四万十ホテル」は、四国一周サポートホテルでもあり、ロードバイクは、ホテルフロントの前に駐輪ハンガー(写真下段)がおいてあり、ホテルの皆さんのサイクリストへの気配りも最高のものでしたので、当日は爆睡できました。今日の走行距離は、108キロ、平均速度は、23.4キロでした。

ホテルフロント前のロードバイクハンガー
カテゴリー: ロードバイク, 四国一周 | タグ: | コメントする

四国一周1000㎞挑戦(3日目)144Km

2020/9/27(日) 今日は、海陽から高知駅を目指しますが、135キロと今までにない距離ですが、平坦な道のりです。(昨年2019/12/1に安芸の120キロのライドイベントで室戸岬付近は走っています。)

朝8時半からスタートしました。もう少し、早くスタートしたかったのですが、この日の最初のチェックポイントの宍喰(ししくい)の道の駅が、9時からしか開きません。予定通り宍喰でスタンプをもらい、順調に室戸岬を通過し、高知市へ入っていきました。

室戸で見つけた珍しい黄色い曼珠沙華

さすがに、100キロ超の距離ですので、自分なりに早めに走っていたのですが、終盤になって、道を間違えるというミスをしました。高知駅への北上の道の途中で、四国一周の標識と紛らわしい路面標示があり、それに従って左折したところ、桂浜に行く浦戸大橋の手前の岬の西側先端までまで行ってしまったのです。スマホを見て、確かめると大きく道を反れていました。

結局、左折した道まで戻りましたが、10キロ以上のロスをしてしまいました。それでも、16時半には、高知駅近くのスーパーホテルに着くことができました。この日は、結局、144キロ走りました。(平均速度は、23.3キロでした。)

なお、高知駅周辺での四国一周サポートホテルがあったのですが、その日は、どうしても温泉のあるホテルに泊まりたかったので、スーパーホテルにしました。但し、サポートホテルではないので、(予想した通り)ロードバイクの保管について、駐車場の奥のひと気のない駐輪場に駐輪してほしいとと言われましたが、ホテルの人と交渉した結果、ご厚意で正面のエアコンの設置場所の横に停めさせてもらうことになりました。ここならいつも「ひと気」もあり安心です。

ホテル正面の物置に駐輪させてもらいました。

ホテルに着くと、時間の早いこともあり、まずは一人温泉(誰もいませんでした)を楽しみました。

カテゴリー: ロードバイク | タグ: | コメントする

四国一周1000㎞挑戦(2日目)88Km

2020/9/23(水) 一旦、自宅に戻り、台風12号や天気の推移を見ながら、次回いつにするか検討しました。

いよいよ世間では、GoToトラベルが本格的に始まり、「じゃらん」で四国の宿泊状況をみると、徳島、高知、松山、今治などの都会を除いて、土曜日の予約がタイトな場所があることがわかりました。逆にいうと、土曜日以外は、十分空いているということです。

天気の様子をみながら、しばらく晴天が続きそうな9月26日(土)から再挑戦することにしました。この日の宿泊については、本来の四国一周の設定コースでの終点は、室戸方面の宍喰が(ししくい)ですが、宿泊場所も少なく、また。出発時刻も午後からとなることから、結局手前の海陽の民宿(四国一周サポートの民宿)にすることにしました。(ここは、じゃらんや一休など大きなサイトにはなく、たまたま、ネット検索で見つけた、「BOOKING.com」で予約することができました。多分、外国人が中心の民宿です。)

9月26日(土)の朝から、前回でわかった輪行が可能な(事前連絡不要)JR四国バスをを予約し、11時に高速舞子から乗り、徳島駅に向かいました。徳島駅には、12時33分に着き、ロードバイクを組み立て、13時に出発しました。天候はしばらくは晴天が続きそうです。

高速舞子から輪行です

当日も順調に走り続けましたが、問題は、遅くなってしまい暗くなるのが心配なことでした。(実は、持参のライトが街走り用で、かつ古いのでたまに消えたりするものですから・・・これが後日、大きな災いになります。)

この日も途中、なぜか国道55号から日和佐あたりで左折の路面表示があり、県道147号に入り、やはり一日目と同様に、激坂の多い道となりました。但し、景色は良いのですが(あとで民宿の方に聞いた話では、トライアスロンのコースだったとか)。幸いにも、17時には宿泊場所である海陽の民宿「ふくちゃん」に着くことができました。もし、さらに進んで、宍喰か室戸だったら暗くなっていたはずでしたので、少し控えめにしたので助かりました。その日の走行距離は88キロでした。

民宿に宿泊するのは、何年もなかったので、興味津々でしたが、この「ふくちゃん」は、風呂や洗面、トイレも最新な上、皆さん親切でホスピタリティが最高でしたので、爆睡ができました。感謝です。

カテゴリー: ロードバイク | タグ: | コメントする

四国一周1000㎞挑戦(1日目)96Km

2020/9月初旬 新型コロナ対応で、ライドイベントがほとんど中止されている中、たまたまネットで愛媛県主催の「四国一周1000キロチャレンジ」という記事を見つけました。この頃になると、徐々にステイホームや自粛が解除されてきており、ソロライドなら、人との接触も限られ、おまけに、GOTOトラベルで宿泊代も助かることから、日ごろの運動不足解消も兼ね、挑戦することにしました。

主催者のコース設定では、11日間で1000キロ走ることになっていますが、それぞれの日の最終地点での宿泊をどうするか、主催者の四国一周サポートホテルの場所がどこか、適当な場所がない場合の民宿等のリスト作成等のリサーチと準備をしました。そうすると、一部の一日の区間で、50キロから60キロ程度の短い区間があることや、四万十川の最終地点の土佐久礼、土佐清水西の大月等では、四国一周サポートホテルが少ないことなどがわかりました。そこでは、距離を少し伸ばして、四国一周サポートホテルを気にせず行くことを考えてみました。(結局、2区間を短縮して、延べ9日間での1000キロ達成を目指します。)

また、目標として、「ジョン万次郎資料館」に行くということを考えました。これは、津本陽さんの「椿と花水木」という本を読んでいたので、「ジョン万」は、私の好きな幕末の偉人のひとりであり、一度行きたいと思っていたからです。今回の目標地点、すなわち四国一周はできなくても、ここまでは絶対に行くという目標にしました。

さて、どこを起点とするかについては、自宅から神戸港までロードバイクで行き、高松行きのフェリーとするか、自宅から高速舞子まで行き、ロードバイクを畳んで輪行で、徳島まで行くかどちらか迷うところです。しかし、フェリーならロードバイクを畳む必要もなく、一方、高速バスの場合には、輪行ができるかがバス会社によって違う(らしい)ため、今回は安全を見て、フェリーで行くことにしました。

毎日の天候を見ながら、暫くは、晴天が良さそうなので、2020/9/20(日)から決行することにしました。当日は、自宅からロードバイクで30キロ走り、この日の午後の便で神戸港第三突堤からジャンボフェリーに乗り、夕方に高松に着きました。この日のホテルは、四国一周サポートホテルの「サンシャイン高松」を予め予約していました。ホテルに着き、担当者に尋ねると、四国一周のことは知らないようです(えっ??)。しかし、ロードバイクは、部屋に入れても良いとのことで助かりました。高松に泊まったのは、今回は、とにかく無理をしないことを原則に、敢えて1泊することにしたのです。1回の旅行で、1000キロすべては走れることもないだろうし、どこまで行けるか、今回は様子見です。

フェリーの中

2020/9/21(月) 朝8時に高松をスタートしました。晴天の中、時間はたっぷりありますので、ゆっくりとロードバイクを走らせ、しばらくは、国道55号を道なりに、行くだけです。今日の予定は100キロ弱、約5時間で目標の徳島駅に着くはずです。四国一周の場合、主催者が数キロおきに道路面に青い字で「四国一周」と矢印の表示をしてくれているので、頻繁にスマホをみることもなく、順調に走れました。

鳴門までは順調に走ってきましたが、突然、路面に「四国一周 ⤴(左折)」の表示が現われ、あわてて左折すると、その道には「鳴門スカイライン」の看板がありました。もう少しで徳島駅なのになあと思いながら行くと、長い激坂が続きました。やっと主催者のコース設定の意図がわかりました。これからも多分こんなコース設定なんだろうなとその時初めて思いました。(その後、この予想が当たりましたよ。)

いくつか激坂を越えた後、大塚美術館を通り過ぎると、平坦になり、きれいな砂浜が現れ、景色を楽しみながら、鳴門スカイラインの始点から20キロほどでしょうか、やっと、徳島駅の看板が見えました。吉野川を渡ると、もう徳島駅で、この日は、96キロ走り、12時半に到着しました。

到着後、今朝予約したホテル(四国一周サポートホテルの「コスモス徳島」)を探しましが、15時までは、チェックインができないため、時間をつぶすことになりました。(予定通りに走れたことはいいのですが、このような時間調整が生じることがわかり、以降、出発時刻や余裕時間をどう見るかも大事とわかりました。)

ホテルに着いて、シャワーや洗濯を済ませ、一息つき、テレビをつけてみると、その時に思わぬことが解りました。それは、南の海上の低気圧が台風12号となり、明日以降、四国南岸方面に接近するかもしれないということです。明日は、室戸岬を目指して走るというのに、風や雨の予想です。ええっ!?。

今回は、とにかく無理をしないと決めていましたので、すぐに退散の方向で考え、徳島であれば、高速舞子までのバスのアクセスもあり、ネットで空きを確認したうえで、さらに電話で輪行ができるか問い合わせると、たまたまJR四国バスの担当の方が、「JR四国バスは、事前通知なしでOKですよ」ということでしたので、翌日10時30分のJR四国バスをネットで予約しました。

翌朝、天気はまだ良かったものの、やむを得ず、徳島駅を後にしました。(その後、台風は、東よりに進路を変え、四国の天候は曇り程度で済んだのですが、これは後の話。)

カテゴリー: ロードバイク | タグ: | 2件のコメント

保護中: Special guest only

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。

カテゴリー: 未分類 | タグ: | コメントを読むにはパスワードを入力してください。

オアフ島一周ソロライド:ソロライド2日目/2016年4月17日(日)ゴール !!

①ダイヤモンドヘッドに戻ってきた!!

 その後、72号線をホノルルに向け、西に進みました。しばらくするとダイヤモンドヘッドが左手に見えてきました。いよいよゴールのホノルルです。なかばほっとし、このまま72号線を行くとショートカットになってしまうので、カハラモールあたりで、南に方角を変え、朝連で来たダイヤモンドヘッドの南側の道を目指すことにしました。しばらく小雨の降る道を走ると、何回か朝練で来たダイヤモンドヘッドの登山口が見えてきました。我ながら雨の中よく走ったものです。ひとり感傷気味になりながら、達成感をここで味わうことができました。ここまでくれば、ホテルまではもうすぐです。あとは、目標のオアフ島一周を振り返りながら、ゆっくりとバイクを進めました。

②ホテルに到着

 時間が早かったので、途中、予め調べてあったバイクショップに寄り道をして、ホテルに着いたのは、13:30でした。今日の走行距離は、103㎞で、2日間の合計は、194㎞となりました。昨日は行き過ぎたり、ビールを買いに戻ったりしましたので、このコースでは、本来なら170㎞ぐらいではないでしょうか。

ホテルについて、ゆっくりしたかったのですが、このホテルを昨日、一旦チェックアウトしていますので、今日からまたチェックインとなり、入室が16時までできませんでした。あいにく、ワイキキにしてはめずらしく、小雨模様で、外にでるのも躊躇し、仕方なく、ロビーでくつろいでいました。でも、その後に案内された部屋は25階(いままでは11階)となり、ヨットハーバーが前面に広がり、ここからの景色はいままでと比べものにならないくらい良く、待った甲斐がありました。

カテゴリー: オアフ島一周, ロードバイク | タグ: | コメントする

オアフ島一周ソロライド:ソロライド2日目/2016年4月17日(日)

①ホノルルへ向け出発

 翌朝も早く起きて、7時半に「BEACH HOUSE」からホノルルへ向け出発しました。ここからは、東側の海岸線を南に走る約100㎞の道のりです。カイルアまでは83号線をまっすぐに進むだけですので、間違うことはないと思い、ペダルを回しました。しばらく走ると、左手に「タートルベイリゾート」があり、その後カフクの町に来ました。ここは、エビ漁とエビ料理で有名なのですが、あいにくこの時間(8時過ぎ)はどの店も開いていませんでした。しばらく行ったところにマクドナルドを見つけ、ここで朝食をとりました。

 その後は、ひたすら海岸線を進んでいきましたが、ビーチにはところどころにトイレもあり快適です。

 この日は、曇り空でしたが、ビーチ沿いの道から少し山側に入ったときに雨が降ってきました。それまでホノルルの雨は、すぐに止みましたので、その経験から撥水のウインドブレーカーも着ないで走っていると本降りになってきました。途中に土産物を売る店があったので、そこで、ウインドブレーカーを着て、リックにカバー(これはホノルルのドンキホーテの袋で作ったもの)をして、また走り出しました。雨はますますひどくなっていくばかりです。2時間ほど走ったでしょうか。一向に雨はやむ気配がありません。そんな中、83号線が終わりになりました。雨の中、スマホをみるのも大変でしたので、バス停にいた中国系の人に、カイルアへの道を聞いたところ、親切に教えてくれ、3マイルほどいったら、突き当たるので、それを左に行くとのことでした。しばらく行くと突き当たりましたので、左に行くことにしましたが、ここからは、長いダウンヒルのようでしたので、ここで、もし道を間違えれば、延々とこの坂を上って、戻って来なければなりません。そのため大雨のなか、雨宿りを兼ね、少し道をはずれたところでバイクを止めましたところ、その場所に、大型のSUVを止めて地図を見ている人がいましたので、道を尋ねることにしました。その人はたまたま日系の70歳くらいの方で、日本語で親切にも地図(当然ですが、英語の地図)を示しながら、このダウンヒルを1マイルぐらい行けば、病院があり、それを右折すれば、83号線から72号線にぬけ、それがカイルアからマカプー岬への行ける72号線であると教えてくれました。また、その折に、この雨の中、ホノルルにいくのであれば、そんな遠回りをせず、別の道があるので、その道も併せて教えてくれました。雨の中、本当に助かりました。しかし、別ルートの助言については、雨の中とはいえ、ここでショートカットをするのは私なりに抵抗がありましたので、そのまま、マカプー岬を目指すことにしました。

 その後、72号線をまっすぐに、オアフ島の最東端のマカプー岬をめざし、雨の中を走り続けました。72号線でしばらく山の中を走ると、やっと海が見えてきました。そのころには、雨は小降りになり、コンビニを見つけましたので、やっと休憩をとりました。マカプー岬周辺については、結構な登り坂があると、英会話スクールの先生から聞いていましたので、体力を温存するため、ここでエネルギーの補給も怠らず、さあこれから山登りと意気込んで出発しました。しばらく行くと、シーライフパークの看板が見えてきました。その後、マカプー岬を登り続けましたが、何とか休まず、ノータッチ(足をつけることもなく)で越えることができました。その岬を越えたところに広がる景色を堪能したあと、ハナウマベイの看板が見えました。ここは、20年以上も前に来たことがあり、なつかしい場所ですが、中に入りたいのを押さえ、外から海岸をみるだけで、最後のホノルルへと道を進めることにしました。

雨の中、コンビニでひと休み
地元のライダー
有名なエビのレストラン
カテゴリー: オアフ島一周, ロードバイク | タグ: | コメントする

オアフ島一周ソロライド:ソロライド初日/2016年4月16日(土)

①いよいよハレイワに向け出発

 ホテル出発を7時と決め、さあ出発です。宿泊先をGOOGLE―MAPにセットしていましたので、今日の距離は、46マイル=73.4㎞の予定です。(GOOGLEはなぜか、マイル表示なのです) ホノルルを抜け、アリゾナ記念館までのルートは、すでにわかっていましたので楽なものです。2日前に行ったときは、何度もバイクを止めては、スマホでGOOGLEを見て、道を修正するということをしましたが、一度も止まることもなく、スイスイです。ホノルルを抜けるとバイクロードがあり、それに沿っていくだけですが、一箇所迷ったのは、92号線から99号線に分岐するところです。これも「カメハメハ通り」の表示で間違わずにいくことができました。さすがに道が細くなった箇所がありましたので、地元の人に聞きましたが、英会話レッスンの効果あり(!)、うまく確かめることができました。あとはただ99号線をハレイワめがけてまっすぐ北へ走るだけです。途中にはたいした坂もなく、また天気も良かったので助かりました。

99号線で、途中、ワヒアヒの町を通りました。ここは日本人の入植者が多かった町ということを、英会話スクールで聞いていましたので、寄ってみたかったのですが、先を急ぐことにしました。その後、ドール・プランテーションを過ぎ、そろそろ休憩をと思い、途中のコーヒーハウスがありましたので、ここで休憩をしました。ここを過ぎると、長いダウンヒルとなり、向こうに海(ノースショア)が見渡せるところにでました。この坂を下りきったところがハレイワです。

ハレイワ手前のここのコーヒーハウスで休憩

②ハレイワで散策し、サンセットビーチへ

 ハレイワには、10時につきました。57㎞を3時間ですので、私にとってはいつものペースです。これから今晩の宿までは、あと16㎞ほどですので、ここでゆっくりしようと町を散策しました。予め娘から聞いていた「マツモトストア」を探し、シェーブアイスを食べ、なんとなくゆったりした町並みを見てひと休みです。

マツモトストア

 その後、予約した宿(Beach House)に、メールしてみると13時までは宿泊客がいるので、それ以降なら入れるとの返信があり、ハレイワの後、サンセットビーチを見てみることにしました。

ハレイワのタンドリーチキン

 ハレイワを出発し、10㎞ほどでサンセットビーチに着きました。ここでは、多くの人が車をとめ、沖のサーファーに見入っていました。その日は、強風の注意報も出ていましたので、沖では大きな波が立っている中、ボードで波待ちをしている多くのサーファーがいましたが、実際に岸からは遥か向こうの大きな波の間で、大波のいわゆる「チューブ」の中を難なくボードを操る人たちを見て、驚いたというより、驚愕しました。

その後、サンセットビーチをあとにし、宿泊先の「BEACH HOUSE」に向かいましたが、なかなか見つかりません。どうもこのあたりは、電波状況のせいか、スマホのGOOGLE-MAPの現在地のプロットがうまくいかず、通り越してしまったようです。結局、ここでも親切な女性の二人づれに道を聞き、やっと見つけましたが、宿の主人(60歳代の男性で犬を4匹も飼っている)は、私を待っていてくれたようでした。その宿は、ご主人の家の離れの一軒家で、その中に3ルームがありそれを貸しているようで、その日は私以外に一人いるとのことでした。主人は、キッチンやシャワールームを簡単に説明して、隣の自分の家に帰っていきましたが、その後、腹ごしらえとビールを買いたいとご主人に聞きにいくと、ここから3マイル(!?)戻ったところの「FOODLAND」というスーパーしかないとのことでしたので、荷物を降ろして、ロードバイクでそのスーパーに向かいました。その日は、さらに往復6マイルも走り、やっと念願のビールにありつくことができました。ちなみに、もう一人の宿泊者は、昨年の10月からずっと泊まっているフロリダから来たというサーファーでした。夕方に、この「BEACH HOUSE」から少し林を抜けるとビーチにでるとのことでしたので、行ってみると、ほとんど人のいない綺麗な海がありました。

なお、初日の走行距離は、91㎞で、散策をしたので、平均速度は22㎞でした。

近くのビーチ
カテゴリー: オアフ島一周, ロードバイク | タグ: | コメントする