オアフ島一周ソロライド:2日目から6日目/2016年4月11日から15日

①2日目/2016年4月11日(月)

 朝7時からダイヤモンドヘッドまでロードバイクで行ってみることにし、朝食も途中でとることにして出発しました。ホテルは、ホノルルの西のヨットハーバーの近くでしたので、ビーチ沿いの道をただ東にダイヤモンドヘッドをめがけて行くだけですが、何しろ右側通行が初めてですので戸惑います。特に、右折の場合は、赤信号でも車(ロードバイクも)は、左右確認をすれば、一旦停止後に右折はできますので、この要領に慣れることが必要です。ここでは、ロードバイクもモーターバイクと同じ「バイク」であり、日本よりも純粋に車扱いと考えれば理解ができます。実は、この要領がわからず、私も最初のうちは、直進なのに右折専用レーンで、信号待ちをしてしまった結果、後ろの車(当然赤信号でも右折をしたい)には、迷惑をかけたと思います。一方、左折の場合は、必ず左折レーンで車と一緒に待ちます。(なお、車線が4車線のように多い場合は、2段階で左折することもあるようですが、英会話スクールの先生にも聞きましたが、どうもはっきりとはわかりませんでした。)その日は、ダイヤモンドヘッドの東の小高い海岸からの綺麗な海の眺めを見た後、ダイヤモンドヘッドを北上し、グルッと回るように一周する予定が、なぜか、同じ景色に遭遇し、結局2周して、ホテルに帰りました。(当日は32㎞の「朝練」となりました。)

午後は、英会話レッスンを2時間受けました。たまたま、レッスンは一人でしたので、先生に、オアフ島の道路のことや、自転車の通行ルールなどばかり質問をしましたので、さぞおかしな人だと思われたと思います。でも、今週末のオアフ島一周のことを考えるとそればかりが気になりました。

②3日目:2016年4月12日(火曜日)

 3日目も、早起きをして、朝練のダイヤモンドヘッド一周と、娘から聞いていた帰り道にある「レナード」というパン屋さんに有名な「マラサダ」を買いに行くことにしました。ルートは、前日と同じですが、ワイキキの人は本当に朝早くからランニングをする人が多いなと思いました。また、帰路に行く予定をしていた「レナード」もすぐにわかり、「マラサダ」を買いました。日本人の方も多くいました。ここで買った出来立ての温かい「マラサダ」はおいしかったですよ。その日の午後からは、前日同様に英会話のレッスンを受けましたが、またもやオアフ島一周のサイクリングに関することばかり聞いていました。そのレッスンの中で、今回のルートの道路状況や、ハイウエイの端にもバイクロードがあること、ロードバイクの通れないH1フリーウエイのことなど実践的なことを聞けたのは幸いでした。

③4日目以降(ワイキキを離れる道路の試走)

 4月13日(水)は、ゆっくり休むこととし、4月14日(木)は、週末のオアフ島東側一周のためにワイキキを少し離れた場所まで行くことにしました。まずは、北のハレイワをめざしますので、ワイキキから西へ行き、さらに北へ向かう99号線にはどのように行くか試す意味で、とにかく西へ西へと行ってみました。まず、ホテルからアラモアナショッピングセンターに行き、北側の道を進んでいきましたが、一方通行が多く、なかなか西にいく道がわからず、何度もGoogle―MAPで見ては、試行錯誤を繰り返す始末で、思うように進めません。幸いにもH1(フリーウエイ)の高架下の道に行くことができ、ホノルル空港を左手に見ながら、その後、パールハーバーやアリゾナ記念館までいくことができました。ここもじっくり見たかったのですが、午後には英語のレッスンもあり、すぐにホテルまで戻ることにしました。結局、この日は、往復40.6㎞となりましたので、ホノルルから西側を片道約20㎞近くを行ったことになります。

 4月15日(金)は、もう一度、ホテルから西側の道を確かめるため、アラモアナショッピングセンターの南側のアラモアナ大通りをまっすぐ西に行ってみました。結局、H1の高架下を通り、パールハーバーまで行く道が、迷わずにかつ簡単なルートであることがわかりました。

⑤ハレイワの宿泊について

 今回のオアフ島一周は約160㎞ですので、私の今までの経験でも一日で行けると思うのですが、はやり初めてですので、ハレイワか、ノースショアあたりで一泊することを計画しました。しかし、このあたりには、「タートルベイリゾート」などの大きなリゾートホテルがあるだけで料金も高く、私にとってはただ泊まれるだけ十分でしたので、それ以外で探してみました。このあたりはサーフアーが泊まるB&Bがあるだけなのですが、これらのB&Bは、日本からはネットでの予約ができず、現地での電話での問い合わせになるようでした。そこで、ハワイに到着後、ホノルルの中心にあるJCBのオフィスに相談しましたところ、「AIRBNB」のサイトで空いている部屋があり、このサイトから予約できるというアドバイスをいただき、何とか予約(すべて英語でしたが)をすることができました。JCBの担当の方には、親切に教えていただき感謝しています。結局、宿泊先は、ノースショアのサンセットビーチから少し北の住宅の中にあるようでした。

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オアフ島一周ソロライド:オアフ島到着/2016年4月10日(日)

 ホノルル空港からホノルルのホテルへのロードバイクの搬送(それにトランク1個)をどうするか。これも初めてですので悩みましたが、結局、乗り合いのシャトルバスに決め、超過料金を払いました。今にしてみれば、定額料金のタクシー(チャリーズタクシー)とほとんど料金は変わらなかったのですが。

 その後、12時過ぎにホテルに着き、チェックインしましたが、16時まで部屋に入ることができず、しばらくビーチを散策し、また、明日から英会話のレッスンを予約していましたので、スクールの場所を確認し、やっと16時に部屋に入ることができ、早速バイクを組み立て、ほっと一息です。その後、18時でしたが、ホノルルの中心街までバイクで試走をしてみました。要領がわからず、ただ右側を慎重に走りました。参考までに他の自転車がどうしているか見たかったのですが、この時間帯では、カラカウア通りやクヒオ通りを走る自転車はほとんどありませんでした。

また、日本で買ってきた米国SIMをスマホに差込み、通信ができるかやってみましたが、これもうまくいきました。私のSIMフリースマホは、デュアルSIM方式で2枚のSIMが挿入できるのですが、日本のSIMをはずすことなく、この米国SIMを簡単に挿入でき、ショートメールでホテルのZIPコード(地域番号)を送信するだけで、米国の電話番号がもらえました。

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オアフ島一周ソロライド:いよいよ日本を出発/2016年4月10日

 いよいよオアフ島へ出発です。今回は、色々調べた結果、輪行袋として「オーストリッチOS-500」を購入し、ロードバイクを詰めました。サドルを下げ、ペダルをはずし、リアディレーラーハンガーをはずすなど、初めての経験です。これも、ユーチューブでの諸先輩方の事例が役に立ちました。しかし、輪行袋の重量2㎏を含め総重量約12㎏を運ぶのは思いのほか大変でした。予め、神戸三ノ宮から関空行きのリムジンバスに輪行袋を乗せてくれるか電話で確認をしましたが、実際に行ってみると、現場の皆さんも慣れておられ、丁寧に扱っていただいたのは、びっくりでした。また、フライトは、これも色々検討した結果JALにしましたが、ホノルル空港のBAGGEGE CLAIMでは、私の輪行袋だけ、ピックアップ用の回るレーンには乗せず、別に手で持ってきて、手渡しするような慎重な取り扱いで、これには感心しました。

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オアフ島一周ソロライド:リサーチ

①海外ライド初心者はどこが良いか

2016年春、私は現役を退くのをきっかけに、初めての海外ソロライドを考えていました。いろいろ行きたいところはありましたが、ワイキキのあるオアフ島であれば、海外ライド初心者の私でも一周できそうなのでリサーチを開始しました。検索エンジンやユーチューブでオアフ島一周をしたサイクリストの記録を見ると、どうもオアフ島の西側は道が繋がっていないようです。西側北は米軍の施設があり、また、道路もないようです。

さらに調べると、ワイキキから島の中央を北上し、北端のハレイワからさらに東側の海岸を通るルートで、南端まで行き、ダイヤモンドヘッドから西に戻り、ホノルルまで帰ってくるルートは、「オアフ一周ルート(約160㎞)」として、多くのサイクリストが行っているようでした。今回はこのルートで一周することを目標にすることにしました。しかしながら、初めての海外ロングライド、まして右側通行の国での車の運転経験もないのですから、私にとっては全くの未知の経験です。

②ソロライドの情報収集

 今回は、リフレッシュも兼ね2週間は滞在することを決め、フライトとホテルの予約をネットで行いました。また、オアフ島一周をするのであれば、多くの人に道を聞かなければならないだろうし、この際、英会話のレッスンをハワイで受けることができないかとも考え、いろいろと調べてみた結果、1レッスン単位で受講できる英会話学校(パームスイングリッシュスクール)を見つけ、登録することにしました。

③連日、オアフ島の地図を見る

 連日、オアフ島の地図を見ながら自転車でのルートを探してみましたが、全くリアリティがありません。机上の空論です。また、スマホでGOOGLE-MAPを使えないかなど、疑問は沸くばかりです。スマホについては、SIMフリーのスマホなら、米国のSIMを予めアマゾンで買っていけば、安くかつ課金を気にせず使えるようでしたので、これも挑戦してみることにしました。結局、これが役に立ちました。SIMフリースマホと、米国SIMには、感謝です。(ちなみに米国SIMは、Ready–SIMで、3週間1.5ギガ、4700円でした。)

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